研究者名 | 所属機関 | 研究課題 | 助成額 (万円) |
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堀内 久徳
研究報告書 |
東北大学加齢医学研究所 加齢制御研究部門 基礎加齢研究分野 |
循環器疾患に伴う後天性フォンウィルブランド症候群の実態解明 | 1,000 |
南野 徹
アブストラクト 研究報告書 |
新潟大学大学院医歯学総合研究科 循環器内科学 |
血管ニッチにおける老化シグナルを介した組織幹細胞不全発症機序の解明 | 1,000 |
様々な組織において、血管は幹細胞ニッチとして働き、幹細胞の機能制御にきわめて重要な機能を有する。我々は、「ヒトは血管から老いる」と言われるように、加齢や過栄養などのストレスによってまず血管においてp53シグナルが活性化され、その後、臓器・組織の老化が進行することを示唆してきた。しかしながら、これらの老化シグナルが、血液幹細胞の血管ニッチ環境に与える影響については知られていない。そこで本研究において我々は、ニッチにおけるp53依存性老化シグナルの活性化が、ニッチと組織幹細胞とのコミュニケーションの不調を誘導し、臓器・組織の機能不全や再生能の低下をもたらしている可能性について、血管内皮特異的にp53シグナルを活性化するマウスモデルを用いて検証したので報告する。 |